海外旅行に行くときのためなのか、仕事で必要な状況なのか、あるいは留学の準備が目的なのか、まず何のために外国語を学ぶのか明確にしておくことが大切です。
そのうえで、ご自分の時間的な都合や経済的な事情などにあわせて長続きできそうなスクールを選択することをお勧めします。
外国語の習得というと、スクールに通学することばかりを考えてしまいがちですが、電話でレッスンを受けたり、最近はインターネットを利用した遠隔レッスンを気軽に利用する方も増えているようですから、検討なさってみてはいかがでしょうか?
もっと詳しくお知りになりたい方は、外国語スクールの選び方をご覧ください。
いうまでもないことですが、外国語の力は短期間で身につくものではありませんので、スクールを選択してスタートした以上は途中でくじけず、目標レベルに到達するまで根気よく継続することが何よりも大切です。
大変申し訳ありませんが、どのスクールが向いているかは人それぞれで個人差がありますので、ご利用をお考えの方は、ご自分でスクールを見学したうえで、納得できるまで説明をお聞きになってみることをお勧めします。
ホームページからもご覧いただくことができますが、民語協には基本理念に基づいて事業運営を行うための倫理規定というものがあり、会員はこの規定を 遵守することが義務づけられていますので、信頼してご入校いただくことができます。
倫理規定では「虚偽・誇大広告を行わない」こと、「生徒の学習目的の実現を第一とし、常に教育的見地から生徒相談・学習指導に当たらなければならない」ことなど、語学教育事業者として遵守するべきさまざまな項目が明文化されています。
例えば、カリキュラムや講師のレベルといった教育の質については、語学教育事業に真剣に取り組んでいるスクールであれば、民語協に加盟しているか否かにかかわらず、それぞれの教育理念に基づいて充実した教育を行っているはずだと思います。
民語協に加盟しているスクールに入校された場合は、各々のスクールでお受けになる教育サービスの他に、翻訳コンテストなどの民語協が主催するイベントにもご希望があれば参加することができますし、万が一、スクールとの間で何らかの問題が生じた場合などには公平な立場から解決に向けた仲介をいたしますのでご安心ください。
スクールごとの特徴を考慮しないで単純に言うなら、あらかじめ決めた曜日と時間に一定のペースで通学できるのなら固定スケジュール制が良く、時間的に不規則なので自分の都合に合わせて、行けるときに集中して通学したいのであれば予約制が良いということになるのではないでしょうか。
ただこれはあくまでも一般論で、実際にはスクールごとにさまざまな工夫をしていて、固定スケジュール制でも一定の条件で別の時間に振り替えができるとか、予約制でもいつの間にかスクールから足が遠のいてしまわないようにカウンセラーが担当につくなど、モチベーションを持続できるような配慮をしているところが多いようです。
通学することをお考えの際は、実際にスクールまで出かけて説明をお聞きになって、納得のうえでご自分が選んだスクールに通われることをお勧めします。
すべてネイティブの講師が教えるスクール、初心者のレベルを日本人の講師が教えるスクール、すべて日本人の講師が教えるスクール、さらにネイティブではない外国人講師が教えるスクールなど、いろいろな特徴をもったスクールがありますが、一概にどちらのほうがいいと言えるものではありません。
外国語を学ぶ目的やレベルによっても異なりますし、そのスクールの教育方針などによっても異なりますから、なぜそうした講師が担当するのか質問してみてください。スタッフの方が、納得できるようにその理由を説明してくれるはずです。
転勤先に同じスクールがあれば転校することも可能ですが、通学できなくなった場合などは中途退学の手続きがとれますので心配ありません。
地理的な問題でなくても、現在では理由の如何にかかわらず法律によって中途解約が認められていますし、解約に伴う精算金額も法律によって計算ルールと上限額が規定されていますのでご安心ください。
また、通学ではなく、電話でレッスンを行なったり、インターネットを利用した遠隔レッスンを行なうスクールもありますのでご利用になってみてはいかがですか?
受講期間が2ヶ月を超えて料金が5万円を超えるコースを受講しているのであれば、どのような理由でも中途で解約することが法律によって認められています。
中途解約する場合の精算方法など、解約について知っておくべき項目は入校契約書に必ず明記されていますから、よく読んで充分に納得してから手続きをしましょう。
入校する時の契約書面を受け取ってから8日以内であれば、その契約を解除する旨を記載した書面をスクール宛に郵送することによって、無条件で契約を解除することができます。この無条件解除のことをクーリングオフといいます。
クーリングオフをした場合には、契約の解除に伴う損害金などを支払う必要はなく、既にレッスンを受講して料金を支払っているときはその全額が返金されます。
皆さんとスクールとのあいだで問題が解決できないようなときは、民語協の事務局に相談窓口が用意されていますのでお気軽にご相談ください。
第三者的な立場で客観的に双方から事情をお聞きし、円満ですみやかな問題の解決に向けてご協力いたします。